スタッフブログ

【相樂トレーナー】脂肪のお話

みなさん、こんにちは。
Akiba Golf Studioトレーナー相樂です。

 

暦的には秋に入り気温も少しではありますが落ち着いてきました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は「脂肪」について

 

 

先日、友人から「痩せるのに脂肪分って取らない方がいいの?」と質問され、食事や私生活のアドバイスをさせていただきました。

 

私自身も思うこともありながらも、話を聞くなかで友人だけではなく日本全体を通して「脂肪=悪」的なイメージが強く根付いているなと改めて感じました。

 

トレーナーとして、ダイエットの管理をする際もアスリートをサポートする際も「脂肪分(脂質)の摂取は必要」だと思います。大前提、糖質とタンパク質にならぶ三大栄養素として数えられていますし、体内でも非常に重要な役割を担っています。

 

<脂肪の役割>
・エネルギーの貯蔵
・保温・保湿機能
・関節のクッション機能
・ホルモンの素材
・栄養の消化吸収・運搬
・細胞の構成 など

 

ざっと挙げただけでもこれだけあります。

 

そもそもヒトの身体の機能は「飢餓の状態になった時にどのように生命を維持するか」をベースに作られています。

 

そのため、エネルギーの貯金のような脂肪分(脂質)は他の栄養素より体内に吸収するルートがシンプルかつ素早く貯まるようにできていて、さらに余った糖質もインスリンというホルモンの作用で脂肪として貯金ができる二段構えの仕組みになっています。つまり、貯金しやすくそれくらい生命を維持するためには必要だということですね。

 

しかし、昔に比べると現在は食料なども多く科学の発展季節関係なく食材を作ることができるので飢餓状態になることはほとんどありません。

 

お肉を食べるにも狩りをせずともコンビニでサラダチキンが買えますし、居酒屋に行けば唐揚げも食べることができます。野菜や果物も自分で作らなくてもいつでもスーパーで買うことができますよね。そのため、食べることが手軽にできるようになったため栄養の過剰摂取と運動量が減りいわゆる「肥満」の方が多くなってしまったわけです。
※社会的・心理的要因もあるためこれが全ての原因という意味ではなく1つの要因として。

 

では、肥満にならず健康を維持するためには脂質をどのくらいとればいいのか?

 

それは

「1日の必要エネルギー量の約20%」

とされています。

 

一般の青年男性の1日あたりの必要エネルギー量は約2700kcalなので、その内の20%だと約540kcal分は脂質で摂りたいということになりますね。

 

脂質は貯金できることもあり1gあたり9Kcalもあります。となると「1日あたり60g分の脂質が必要」となるわけです。

 

さんまやサバの塩焼きが1尾あたり20gなので×3食食べると必要摂取量は満たせることになりますね。ちなみにポテトチップスや揚げ物系はそれぞれ脂質の含有量が30gを優に越してしまいますので注意が必要です。

 

日頃、食事の管理やダイエットでお困りの方がいらっしゃいましたらぜひお声掛けください。健康的に理想な身体に近づけるようアドバイスさせていただきます。

 

スタッフ一同みなさまのご来店を心からお待ちしております。

 

ボディケア&トレーニング
相樂 勇


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