【相樂トレーナー】免疫力の上げ方
こんにちは。
Akiba Golf Studioトレーナー相樂です。
そろそろ本格的に梅雨入りということで、寒暖差や湿気によって体調を崩しやすい季節がやってまいりました。体調管理といえば「免疫力」が重要になってきます。
ということで今回は「免疫力」の整え方をご紹介していきたいと思います。
まず「免疫力」を初めて聞いたという方に向けてわかりやすく説明すると「身体を外敵から守るための防御力」と言えます。
免疫力が低い=防御力が低い
イメージだとブロックしないバレーチームといったところでしょうか?レシーブだけではアタックを受け止めきれませんよね。そして免疫力を語る上で重要なのは「リンパ球」です。
身体の中ではたらく細胞の一種で外敵から身体を守る働きをします。バレーボールでいうところのブロッカー的役割になります。ブロックするからレシーブがしやすかったりそのまま攻撃に転じることができますよね。
※リンパ球の仲間にはセッター的な役割を果たすものも存在します。
さて、ようやく本題に入りますが「免疫力」と「リンパ球」のイメージはなんとなく掴んでいただけたでしょうか?
このリンパ球というのは身体の状態に応じて守ったり戦ったりしてくれるヒトの身体には必須の細胞になります。
アレルギーや自己免疫疾患などはこういった細胞たちが暴走したり働かなくなると起きやすくなります。となると、免疫力を上げるには“リンパ球が正しく働ける環境づくり”が大事になってきます。
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〈リンパ球の働きを作るポイント〉
①副交感神経を優位=リラックス状態にする
②体温を上げる
③栄養補給
①副交感神経を優位=リラックス状態にする
自律神経には交感神経と副交感神経がありヒトの身体のスイッチのON/OFFをコントロールしています。副交感神経が優位な状態でリンパ球の数が上昇すると言われています。
逆を返せば交感神経が活発な状態が続くと体内のリンパ球の数が増えにくいということにもなります。
②体温を上げる
筋肉には“体温を維持する作用”があるため、筋肉量に比例して体温は上がったり下がったりします。
体温が1度上がることで免疫力が10%ほど上がることが分かっています。
冷え性の女性にトレーニングがおすすめなのはこういった一面もありますね。
③栄養補給
リンパ球も身体の中で作られるものです。作るための素材、、つまり栄養素が必要になります。
リンパ球は主にタンパク質から作られます。また合成するのにビタミンや亜鉛などのミネラルも必須になってきます。
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今のご時世ストレス社会と言われている位ですので、リラックスするにも努力が必要という不思議な時代になっています。
特に自律神経の乱れはメンタル面での異常もきたし日常生活にも影響してきます。他にもポイントはありますが、大まかには上記の3点になってくると思います。
次回は副交感神経を高める睡眠について書きたいと思いますのでお楽しみに。
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