【相樂トレーナー】視覚と運動の調節
みなさん、こんにちは。
Akiba Golf Studioトレーナー相樂です。
本日は「視覚」を整える方法をお伝えしたいと思います。
ゴルファーに関わらず目の機能は生活をする上で重要になります。
この視覚というのは身体を動かす感覚と密接に関わっていて、ゴルフでいうところのパッティングやアプローチの際に特に必要とされます。
入ってくる視覚情報から次の動作には「どのくらい力が必要かな」や「どんな物を使えばいいか」など脳の中で判断と決定がされます。
そういった情報のインプットから全身の筋肉へ神経を介して命令が送られることで初めて「行動」することができます。
行動というのは“意志の伴った動作”になりますのでゴルフでは「あそこに落としたい」や「ラインに乗せてカップインを狙う」など、他の競技に比べ行動の質が問われる場面が多いなと考えます。
そこで一つ視覚情報と運動に生じている誤差を埋める方法をご紹介します。
〈やり方〉
①無地の紙に「右手」でマルを5個“キレイ”に書く
②同じ紙に「左手」でマルを10個キレイに書く
※実際のキレイさは関係なく、「キレイに書く意識」がとても重要
③再度、「右手」でマルを5個キレイに書く
☆左ききの人は左右反対に
いかがでしょう?
改めて書いたマルがキレイになった感じはしませんか?
※画像ではホワイトボードですが、白紙にボールペンの方が効果を実感しやすいです。
メカニズム的には日頃、利き手(ここでは右手)側を使う際は左脳を使うので、左脳側の緊張が高まっている状態が多いです。
そこで非利き手側でマルを書くことで右脳の緊張が高まり左脳の緊張がゆるみ、スムーズにペン先を走らせることができます。
ゴルフは偏側の動きが多くなってしまうので、逆打ちスイングなどもコンディションを整える上で有効活用できそうですね。
今回はこの辺で。
スタッフ一同みなさまのご来店を心からお待ちしております。
ボディケア&トレーニング
相樂 勇